体幹のリハビリテーションー腰椎・骨盤・股関節を中心にー
ご承知の通り、骨盤を中心とした体幹への治療戦略には股関節、腰椎との関係性を診る必要があります。
姿勢はその人の歴史です。一人一人の個別性と特徴を有し、生活や活動の結果が大きく影響します。さまざまな動きのパターンがある中で非合理的なパターンの過用が症状となって現れてきます。身体重心を内包する骨盤と腰椎、股関節には姿勢の影響が明確に見えます。
今回は運動学と機能からその評価と治療戦略に焦点をあて、お話しさせて頂きます。 セミナー概要 ・体幹/骨盤帯(仙腸関節)/股関節の運動学 治療戦略に必要な運動学、トピックを取り上げ、仙腸関節の運動学についてお話しします。 ・体幹機能障害と運動連鎖 Hip-spine syndromeや体幹筋の活動、運動連鎖について深く掘り下げます。 ・評価およびアプローチ 臨床で用いている評価やアプローチを展開し、症例についてもお話しします。
現在、大学院にてHip-spineについて研究を行い、臨床においては医師と協力し腰痛や仙腸関節痛の治療を行っております。 一日と短いセミナーではありますが、みなさんと一緒に成長できたら幸いです。
理学療法士 3年目
文献をもとにした解説と、基本的な評価の実技からお教えいただきとてもわかりやすかったです。
偏った情報や意見ではなかったようにかんじ、安心しました。
質問させていただいた内容にも親身になってお答えくださりありがとうございました。
理学療法士 1年目
脳卒中片麻痺の患者様の多い病院で働いており、インナーマッスルの単収縮を目的とした運動は困難と感じましたが適応できそうな患者様に実践してみようと感じました。
体幹について学ぶ機会が少なかったためまた勉強会があれば参加させていただきたいです。
理学療法士 3年目
セミナー後の臨床では教えて頂いた内容を患者さまに還元したところ非常に反応がよく喜んでいただけました。特にクリニックで土地柄か筋トレを希望して来院される方が多くなやんでおりましたが、どの年齢層、どの疾患にも対応のきく体幹のエクササイズは非常にためになりました。
教えて頂いた腹横筋の知識などを自分なりに落とし込んで他のセミナーでの内容とマッチングさせて自分のものにできればと思います。
実技も豊富に行って頂きありがとうございました。