この度は新型コロナウィルスの感染拡大にともなう措置として、 下顎セミナーの延期を決定させていただきましたので、ここにお知らせいたします。
(7月もしくは8月に変更いたします。)
講演会を延期するという決断をさせていただきましたことを
皆さまにお伝えするとともに、深くお詫びを申し上げます 。
頸部の前面に関しては、触診が怖いと考える方も多い。
しかしながら、しっかりと触診を行う事にて頸部の過緊張も軽減する事も可能である。
そのためには正確な触診、そして解剖学的な知識が必須となる。
開口制限となる咀嚼筋に関して、しっかりと調整を行うようにする。
その中で、バランスが整いやすくなるように口腔周辺の筋の触診も行う。
シャキアー法に関しては、正しくできる方法、そしても目的もしっかりと考えられるように進めて行く事となる。
◯触診場所
舌骨、甲状軟骨、輪状軟骨、舌骨上筋群、舌骨下筋群
咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋、頸の三角の位置の確認
◯施術方法
咀嚼筋の改善手技
顎関節の動きの改善手技
左右の下顎のバランスの調整
舌骨下筋群の筋緊張の抑制
シャキアー法に対する正しい考え方 等
M・Kさん 14年目
私は現在ST14年目ですが、数年前からこれまで臨床でSTが当然のように実施してきた構音訓練や嚥下訓練について疑問をいだくようになり、やはりSTも嚥下機能や構音機能の改善に肩甲帯や胸郭、頚部等を含めた姿勢にもアプローチが必要ではないかと考えてきました。
現在もまだまだ勉強中ですが、当院ではPTやOTのスタッフにお願いして肩甲帯や胸郭、頚部などの触診の研修会を開催していただき、当院ST8名は全員構音や嚥下機能のアプローチに肩甲帯や頚部などの姿勢調整も行うようにしています。しかし、下顎や舌骨上筋群・舌骨下筋群への触診やアプローチは初めてで、また自身で実感できることも多く、とても勉強になりました。
I・Nさん 8年目
喉頭周辺の筋はたくさんあって名前も似ていてわからない、臨床的にもどう触ってよいかわからないというのが正直なところでしたが、ペアの人の頸部・顔面をしっかり触りながら描きながら学んでいくことでかなりすっきりしました。
また、長年抱いていた「STのやってるシャキアっぽいこと」に対するもやもや感も晴れた気がしました。
S・Aさん 5年目
下顎セミナーありがとうございました。
実際に触診して確かめながら行えたのがよかったです。
健常者同士でおこなっても口の開きなどの変化がわかりやすくて感動しました。
Y・Sさん 3年目
シャキア訓練時に舌骨、輪状軟骨、甲状軟骨の収縮の確認が必要なのは正直知らなかった為、勉強になり、臨床でも使わせていただいてます。
また、舌骨固定での上肢を回すアプローチでパーキンの方に実践しました。姿勢の円背がやや改善され姿勢が少し改善しています。
色々、知らない事が学べて非常に良かったです。また、色々教えてください。
K・Tさん 10年目以上
当日学んだ手技が、翌日からの臨床で大変役立っています。
特に舌骨上筋群、舌骨下筋群の調整や、開口の促進など、患者様にも大変好評で、飲み込みがしやすくなったとの感想をいただくこともしばしばです。ありがとうございました。
T・Yさん 6年目
今まで下顎にを触るってことも臨床ではしていましたが、曖昧な知識の中で介入していたんだなぁ、と改めて今回講習を受けて思いました。
解剖は苦手分野なので、今回のように時間をかけて丁寧に講習して貰えるのはとても嬉しく勉強になります!
T・Rさん 8年目
今まで、舌骨上筋群に対して、何と無くこの周辺だろうと曖昧なまま触っていました。曖昧な理由として、教科書を見ても、今一つ、深層の部分が分からずでした。また、石田先生が仰られたように、STだから、そんなに触れなくても良いだろうと…いう思いもありましたが、顔面の触診から、触れる事に慣れ、そして、触診の大事さを改めて実感できました。セミナーに参加して、日々の訓練のモチベーションが変わりました。ありがとうございます。
O・Tさん 5年目
下顎セミナーに参加させていただきありがとうございました。
筋の位置を知り、触診して調整する。知識を確実なものにする上で、非常に重要なことであると感じています。また、以前までは筋の触診に関しても曖昧なまま行っていたことが多いような気がします。
K・Mさん 5年目
下顎の筋肉は勉強しなきゃと思っていてもなかなかいい資料もなく困っていましたが、今回勉強会に参加させていただいて
自分の顔に実際に書くことで確認しやすく、また覚えやすく知識が深まりました。記憶にも残りやすいため資料を読み返すだけで先生のおっしゃっていた内容がよみがえります。
大変勉強なり、現在も触診を頑張っているところです。このセミナーに参加できてよかったと思っております。
M・Rさん 5年目
訪問リハビリで嚥下に困っている方や、外来でも飲み込みにくいなど相談をうける機会が増えました。
何を評価して良いかわからず姿勢からのアプローチしかできていない状態でした。
今回のセミナーで初めて舌骨周囲筋や咀嚼筋について学ばせてもらい評価の幅が増えました。
嚥下に関してはまだまだ勉強していかなければいけないと感じましたが、頭の痺れや顎関節の痛みのある患者様には症状が改善されて喜んで頂けました。
大変勉強になりました。
ありがとうございました。