『体質とエネルギーからひも解く頭蓋治療の原理原則』
ここ数年で頭蓋仙骨療法の概念が急激にOT・PT界に入ってきており、頭蓋治療はあまり珍しいものではなくなってきたかもしれません。そのテクニックを持っている人も多く、書籍も多く排出されています。身の回りのセラピストにもクラニオセイクラルオステオパス等の書籍を読んでらっしゃる方も増えたかもしれません。
しかし残念ながらセミナーで学んだことをするだけで、
自分の言葉で頭蓋治療を説明できる人は少ないと思います。
頭蓋仙骨療法の目的は『自然治癒力』を高めることと言われます。じゃあ『自然治癒力』って何?『別に自然治癒力を高めたいんなら温かくして寝てればいいんじゃない?』と言われたときにどうしますか?また『体質を改善するため』とも言われます。じゃあ『体質』って何?『体質の何が悪くてこうなっているのか説明してよ。』と言われたときにお答えできますか?即答、できますか?
大事なことを曖昧にしていませんか。
今回は頭蓋についてその物理的・発生学的な生態、構造といった目に見えるものから、エネルギーといった目に見えないものについてまでお話させて頂こうと思います。特にエネルギーについては頭蓋治療のみならず、普段の臨床テクニックや効果に大いに関係するので知っておくことで今後のセラピスト人生が大きく変わります。
また、頭蓋に関して各種治療テクニックも惜しまずお話させていただきます。はじめて頭蓋の治療をするという方も安心して取り組めます。
内容は以下に記載させて頂きます。
①頭蓋の生態について
・発生機序から見る頭蓋の歪み
・頭蓋の縫合とその可動性
・構造と脳脊髄液の循環
・1次呼吸リズムと2次呼吸リズム
②治療する意味
・自然治癒力とは
・体質とは
・循環する体液
・内臓との関連
・脳内環境とホルモンの調整
③エネルギー的な関わり
・意識について
・意識が及ぼす影響
・中庸と同調
④実技
・各種頭蓋骨の調整(前頭・後頭・側頭・SBS・蝶形骨等)
・(時間があればその他マル秘テクニックも行います。)
・ほかの人と違う自分だけの武器がほしい
・難病や慢性疾患に対してできることを増やしたい
・頭蓋治療を学んだけど、意味が良くわからないから使ってない。
・患者さんに説明しづらいから使っていない。
・頭蓋は内臓と関係するっていうけど、良くわからない
・エネルギーに興味があるけど勉強してもよくわからんたい。
今回この内容を講義させていただくのは頭蓋の治療を学ぶのは最近では誰でも、どこでもできます。ただ、頭蓋の治療をしていく上で、本当に困るのはこの部分です。
講師の鳴海も困りました。『こんな方におススメ』はすべて私が悩んだ部分です笑
これらの悩みは臨床のレベルを上げるためにはかなり厄介な壁になります。
突破できない人も多いです。何故かというと頭蓋治療は構造治療+スピリチュアルの複合なので、学ぶと万人がここでほぼ確実に躓きます。
逆をいうとこれを突破できれば明らかに周りと差がつくどころか、周りがいないのでオンリーワンになれる可能性は大です。
頭蓋治療を学んだ挙句、凡百に埋もれるのではもったいないです。
理学療法士 3年目
鳴海さんのセミナーは今回で二回目でした。前回別のものに参加したときに非常に面白い!と感じたとともに知識量の多さに圧倒され、この人からは吸収できるものが非常に多いと感じたため参加させていただきました。 内容としては頭蓋の治療でしたが、軽く内容自体は知っていたのですが深くやったのは今回が初めてでした。あいまいな部分がつながり非常に自分には大きな体験でした。 運営の方の対応も良くいい気分でセミナーを受けることができました。 今後も楽しみにしています。
理学療法士 7年目
今までの自分の知識とは違う、新しい知識を学ぶことができました。 頭蓋アプローチは以前違う団体の勉強会に参加したのですが、自分では理解することができず、今回はとてもわかりやすく理解することができました。