発声に必要な「呼吸セミナー」。福島で初開催
最大吸気量を向上させる考え方をお伝えします。
呼吸が浅くてなんとかしたいと思っている方、是非一つの考え方として受け取ってもらいたいです。
STにとって、必要な「発声」は重要な要素です。
適切な発声をするためには、まず胸郭がしっかりと動き、「吸気量を増やす」必要があります。
肺に空気を入れること、そのためには胸郭の位置を知り、胸郭自体の誘導が大切です。
胸郭を形成する胸肋関節、肋間、肋椎関節の構造からのアプローチの考え方を知っていただきます。
その上で、最大吸気量を向上させる方法をお伝え致します。
今回のセミナーでは、胸郭の位置を正しく知り、そして楽な呼吸への考え方をお伝え致します。
胸郭の触診:
胸骨、胸鎖関節、第1~7胸肋関節、第1~12肋骨、肺の位置の確認
脊柱の触診:
胸椎を中心に
胸郭の調整方法:
胸肋関節の調整、肋椎関節の調整、肋間へのアプローチ
呼吸介助の方法:
胸郭を中心とした呼吸の見方と最大吸気量の増大へ
横隔膜への考え方:
横隔膜の調整、腹部のマッサージの方法
10:00~10:30 セラピストとして呼吸の重要性を知る
10:40~12:15 胸郭の触診(実技)
12:15~13:15 昼休憩
13:15~14:15 胸郭と脊柱の位置の把握(実技)
14:30~15:30 胸郭の調整から呼吸介助(実技)
15:30~16:00 横隔膜へのアプローチ(実技)
※セミナーでは受講生の反応を見ながら進めていきますので、多少の内容の変更、タイムスケジュールのズレも生じる可能性があります。
その点ご了承ください。
◯Y.K様 2年目
担当するご利用者様を思い浮かべながら、具体的なリハビリ内容をイメージして参加しました。すべて次の日から使える技術ばかりで、とても役に立ちます。
実技がほとんどだったので、記憶が定着しやすく、とても稔りあるセミナーとなりました。
STとして首から上だけを見ていては問題を解決できないと日々の業務で痛感していたので、タイムリーな研修でもありました。
よく復習して結果を出していきたいと思います。
ありがとうございました。
◯O.T様 4年目
胸郭、脊柱のセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。とても有意義な時間でした。解剖を理解したうえで、触診をして技術を会得するといった流れは、自分にとって合っていると感じました。
また、実技を各自で練習を重ねて、わからない所を再度教えていただけるのは、本当にありがたく思います。 経験が浅い為に難しく感じることも多いですが、明日から臨床で使いたくなるセミナーだったと思います。
◯W.M様 7年目
今回は参加できて、本当に気付きが多く、勉強になりました。
実際、STは、学校の授業でも触診をすることは殆どなく、解剖学の授業でなんとなく通過する程度。私自身、STとして働き始めてから、改めて勉強した、見直した、その程度でした。今回参加して、自分達がPTやOTになろう、触診を完璧にしようというよりは、チームアプローチのための共通言語を手に入れよう、という気持ちが強くなりました。
まずは、同期や後輩のPTに協力してもらい、復習をし始めているところです。基礎の触診から取り組んでいこうと思います。2日間でまた同じ内容で構わないので行っていただけるとありがたいです。