今回のセミナーでは、足部の触診・機能解剖・評価・歩行分析・治療介入を行います。歩行では主に立脚の初期~中期の問題に着目した分析・治療介入を紹介していきます
足部の治療は難解なイメージがありますが、知識の整理ができ評価ができるようになると治療結果が大きく現れます。ぜひこの機会に足部を好きになりましょう。
持ち物:動きやすい服装、ヨガマット
立位・歩行で唯一地面に接する部分が足部です。
足部のアライメント不良は運動連鎖によって全身に影響を与えます。たとえば小さい石が靴の中に入っているだけでも立ち方・歩き方は変わります。
それほど足部は全身に影響を与えます。
タイムスケジュール
10:00 講義・触診
11:00 講義・機能解剖
昼休憩
13:00 足部の評価・治療介入
16:00 終了
午前中は触診と機能解剖を中心に行います。知識の整理をします。
足部の重要性について着目されているにもかかわらず養成校などではあまり勉強する機会は少なく、療法士になってからも足部を得意にしているセラピストは方も少なかったように感じます。
午前中のうちに足部の触れ方動きの理解をすることで足部を好きになる土台を作りましょう。
午後からは後足部を中心に評価治療介入について実技を中心にお伝えします。
足部の問題のほとんどが後足部の問題といわれています。
歩行でいえば立脚の初期に接地する踵と踵との関節を構成する距骨です。歩行初期に踵・距骨のアライメントが不良であればその影響が荷重応答期・立脚中期へと波及していきます。つまり後足部の影響が中足部・前足部に影響を与えるのです。
実践的な評価と歩行分析・治療介入をお伝えしてきます。自分の歩き方や対象者の歩行が変わるのを楽しみましょう。