療法士が治せるめまいがあります!
1日目:2018年7月21日
2日目:2018年7月22日
*1日での参加も可能です。
理学療法士 松村 将司先生
PT、Ph.D(理学療法学)、OMPT(JFOMPT/IFOMPT MO)、認定理学療法士(徒手)
杏林大学 保健学部 理学療法学科 助教
「めまい」は治せるの?
→療法士が治せるめまいがあります。
頚椎・肩甲骨と関わりがあります。
→頚椎、肩甲骨周囲の治療が学べます。
転倒との関わりがあります。
→前庭系を使ったバランス訓練が学べます。
加齢によって前庭機能低下してきます。これに対しセラピストができることは多いです。中枢疾患後のめまい・ふらつきであっても同様です。
《本講習会の目標》
2日間受講して
・めまいを無視しないセラピストになる!
・めまいに対してアプローチできるセラピストになる!
・めまいで困ってる人を助けられるセラピストになる!
私はめまいでかなり苦しんだ経験を持っています。
皆さんは、めまいを訴えている方に対してどのように対応していますか?
「ちょっと様子見て、悪くなるようなら医師に相談しましょう」
「首の凝りからきていると思うので、ほぐしてみましょうか」
こんな対応をしている方も少なくないと思います。
はたしてそれで解決できていますか?
めまいの原因はなんだったのでしょう?
めまいに対する理学療法は大きく2つに分かれます。
A:頭位性のめまいに対するもの
B:内耳疾患後や中枢性疾患後、加齢変化によるめまいに対するもの
C:頸部からくるめまいに対するもの
この講習会では、これらについて講義と実技を通して実践できるようになっていただきます。
めまいで苦しんだ私だからこそ伝えられる『当事者の気持ち』。
めまいで苦しむとどんな感覚になるのか、そんなことも含めながらお伝えします。
講習会の具体的内容は下記です。
1.めまいの基礎と種類
2.良性発作性頭位めまい症の鑑別方法と理学療法
3.頸椎のRed flagsの鑑別方法、Security test、平衡機能検査
4.内耳疾患後や中枢性疾患後、加齢による“めまい”、“ふらつき”に対する理学療法
5.前庭から考える転倒予防のためのエクササイズ
6.頸性めまいに対するアプローチ(筋膜リリース、モビライゼーション)
その他、私が実際に経験し“めまい”が改善した症例も合わせてご紹介させて頂きます。
世の中にはめまいで苦しんでいる人がたくさんいます。
私の目標は「一人でも多くのめまいで困っている方を助ける」ことです。
是非、めまいに有効な理学療法を一緒に学びましょう!
<1日目>
10:00〜11:00 めまいの基礎と種類
11:10〜12:10 良性発作性頭位めまい症の基礎
12:10〜13:10 お昼休み
13:10〜14:30 実技:頸部のSecurity test(頸部の触診含む)
平衡機能検査
14:40〜16:00 実技:良性発作性頭位めまい症の評価と治療
<2日目>
10:00〜11:00 めまい、ふらつきに対する前庭リハビリテーション①
11:10〜12:10 実技:めまい、ふらつきに対する前庭リハビリテーション②
12:10〜13:10 お昼休み
13:10〜14:00 頸性めまいの基礎
14:10〜16:00 実技:頸性めまいに対する評価と治療(筋膜リリース、モビライゼーション)