ポジショニングから車椅子座位での姿勢分析をお伝えします。
不良姿勢がどのようになっているのかの「分析力」を養うセミナーとなっております。
前日にスタッフ小田の嚥下インフォメーションセミナーを実施します。そちらのご参加もお勧め致します。
STセミナーをこれまで2年半行ってきました。
その中で、苦手意識があるところ、それは姿勢分析でした。
どのように分析していいか、どう介助して、どう基本動作の中で動きを誘導するのか?
疑問に思っている人も多いと感じました。
そこで今回はSTの人が現場で困る姿勢を中心に、分析の仕方や誘導方法をお伝えします。
これまでの姿勢分析セミナーは座位中心でしたが、今回から臥位でのポジショニングについてもお伝えいたします。
以前参加された方も、内容を半分ほど変更しますので、また新たな気持ちで参加していただけると思います。
姿勢分析はアプローチを行う上での「指針」になります。
どのように姿勢が崩れ、それがどのような原因なのかを見つけていくことはとても大切なこと。
姿勢がなぜそのようになっているのかを分析すること、
それからどのような改善策、問題点の抽出することの重要性を考えております。
今回は背臥位から側臥位そして座位に到るまでの姿勢の状況把握、そしてその分析力を高めていくことをお伝え致します。
筋の高緊張への方へのポジショニング、そして坐位でのシーティングでの基本的な考え方を交えてお伝えします。
姿勢をみて、なぜこの姿勢になるのだろうと疑問に思い、また苦手に感じる方に受けてもらいたいです。
今回のセミナーゴールは、
姿勢分析の苦手意識を減らし、そしてそのアプローチの選択肢を探す考え方を見つけることです。
・ポジショニングを考えるための要素
呼吸と分圧について
クッションの使い方
・シーティングでの座面にかかる力とバックレストにかかる力
・骨盤周囲の触診
・背臥位での姿勢分析の考え方
・側臥位での姿勢分析の考え方
・寝返りから起き上がりまでの動作誘導と身体の使い方
・高緊張姿勢への対応の仕方や考え方
10:00~11:00 ポジショニングとシーティングの考え方(講義)
11:15~12:15 背臥位での姿勢分析の仕方(実技)
12:15~13:15 昼休憩
13:15~14:15 座位での姿勢分析の仕方(実技)
14:30~15:30 高緊張姿勢への対応の仕方(実技)
15:30~16:00 質疑応答、復習時間
※セミナーでは受講生の反応を見ながら進めていきますので、多少の内容の変更、タイムスケジュールのズレも生じる可能性があります。
その点ご了承ください。