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ASRINセミナー 前庭に対する理学療法‐めまいを無視しない!!

がっつり前提リハ2017年12月16日、17日の2日連続

日 時
-0001年11月30日 10:00〜16:00(受付開始 9:30~)
講 師
松村将司先生

≪講習会内容≫

《本講習会の目標》
2日間受講して
・めまいを無視しないセラピストになる!
・めまいに対してアプローチできるセラピストになる!
・めまいで困ってる人を助けられるセラピストになる!

私はめまいでかなり苦しんだ経験を持っています。
皆さんは、めまいを訴えている方に対してどのように対応していますか?
「ちょっと様子見て、悪くなるようなら医師に相談しましょう」
「首の凝りからきていると思うので、ほぐしてみましょうか」
こんな対応をしている方も少なくないと思います。
はたしてそれで解決できていますか?
めまいの原因はなんだったのでしょう?

めまいに対する理学療法は大きく2つに分かれます。

A:頭位性のめまいに対するもの
B:内耳疾患後や中枢性疾患後、加齢変化によるめまいに対するもの

この講習会では、これらについて講義と実技を通して実践できるようになっていただきます。

めまいで苦しんだ私だからこそ伝えられる『当事者の気持ち』。
めまいで苦しむとどんな感覚になるのか、そんなことも含めながらお伝えします。

講習会の具体的内容は下記です。

1.めまいの基礎と種類
2.良性発作性頭位めまい症の鑑別方法と理学療法
3.頸椎のRed flagsの鑑別方法、Security test、平衡機能検査
4.内耳疾患後や中枢性疾患後、加齢による“めまい”、“ふらつき”に対する理学療法
5.前庭から考える転倒予防のためのエクササイズ

その他、私が実際に経験し“めまい”が改善した症例も合わせてご紹介させて頂きます。

世の中にはめまいで苦しんでいる人がたくさんいます。
私の目標は「一人でも多くのめまいで困っている方を助ける」ことです。
是非、めまいに有効な理学療法を一緒に学びましょう!


また、アドバンス講習会として、
・筋・筋膜からアプローチするめまい
・頸椎からアプローチするめまい
を2月に予定しています。
こちらでは、私が専門としている徒手療法からのアプローチ方法を、実技中心でお伝えする予定です!
私の講習会を受講したことがある方をアドバンス講習会の受講条件とする予定です。
この機会に、まずは本講習会を受講してみてください。

 

 

タイムスケジュール
<1日目>
10:00〜11:00 めまいの基礎と種類
11:10〜12:10 良性発作性頭位めまい症の基礎
12:10〜13:10 お昼休み
13:10〜14:30 実技:頸部のSecurity test(頸部の触診含む)
平衡機能検査
14:40〜16:00 実技:良性発作性頭位めまい症の評価と治療

<2日目>
10:00〜11:00 実技:良性発作性頭位めまい症の評価と治療(続き)
11:10〜12:10 めまい、ふらつきに対する前庭リハビリテーション①
12:10〜13:10 お昼休み
13:10〜14:30 実技:めまい、ふらつきに対する前庭リハビリテーション②
14:40〜16:00 おまけ(時間が余ればアドバンス講習会に向け、めまいに関わる筋・筋膜のマッサージ)

 

 

≪講師プロフィール≫

松村将司(Matsumura Masashi)
PT、Ph.D(理学療法学)、OMPT(JFOMPT/IFOMPT MO)、認定理学療法士(徒手)
杏林大学 保健学部 理学療法学科 助教

≪学歴≫
・東京都立保健科学大学(現、首都大学東京)健康福祉学部理学療法学科卒業
・首都大学東京大学院 人間健康科学研究科 理学療法科学域 博士前期課程修了 修士(理学療法学)
・首都大学東京大学院 人間健康科学研究科 理学療法科学域 博士後期課程修了 博士(理学療法学)

≪翻訳(分担)≫
『膜・筋膜 最新知見と治療アプローチ』(医歯薬出版株式会社),2015

≪論文(解説/特集)≫
・松村将司:スポーツ障害に対する徒手理学療法.バドミントンの膝障害における実践.臨床スポーツ医学,
32(10): 976-981, 2015.

・松村将司、竹井仁:中高年バドミントン障害に対する評価と筋膜アプローチ,徒手理学療法, 17(1): 19-23, 2017.

≪主な論文(筆頭のみ)≫
・松村将司、宇佐英幸、小川大輔、他:下肢の関節可動域と筋力の年代間の相違およびその性差
‐20-70代を対象とした横断研究‐.
理学療法科学, 30(2): 239-246, 2015.

・松村将司、宇佐英幸、小川大輔、他:骨盤・下肢アライメントの年代間の相違とその性差
‐20-70代を対象とした横断研究‐.
理学療法科学, 29(6): 965-971, 2014.

・松村将司:頚椎症で通院中、自宅にてめまいが出現しEpley法による治療が著効した症例.
運動器徒手理学療法, 1: 75-80, 2013.

・松村将司、宇佐英幸、小川大輔、他:若年健常者の骨盤と下肢の姿勢分類‐アライメント・関節可動域・
筋力との関連. 日本保健科学学会誌, 16(1): 29-37, 2013.

・松村将司、竹井仁、市川和奈、他:固定用ベルトを用いたハンドヘルドダイナモメーターによる
等尺性筋力測定の検者内・間の信頼性:膝関節屈曲・足関節背屈・底屈・外がえし・内がえしに対して.日本保健科学学会誌, 15(1): 41-47, 2012.

・松村将司、竹井仁:アイスパックによるアイシング時間の違いが大腿四頭筋の筋持久力に及ぼす影響.
徒手的理学療法, 8(2): 29-33, 2008.

≪主な学会発表(筆頭のみ)≫
・松村将司、川本智代:数年前より再発するめまい、気分不快感に対してEpley法が著効した症例.
第35回関東甲信越ブロック理学療法士学会,2016

・松村将司、宇佐英幸、小川大輔、他:変形性膝関節症患者と健常高齢者の骨盤・下肢アライメントと
関節可動域の比較.第50回日本理学療法学術大会,2015

・松村将司、畠昌史、須永遼司、他:下肢を対象とした1°単位での関節可動域測定の検者内・間信頼性の
検討.第33回関東甲信越ブロック理学療法士学会,2014

・松村将司、竹井仁:頚椎症で外来通院している期間に自宅にてめまいが出現し、Epley法による治療が
著効した症例.第50回日本理学療法学術大会 プレ・コングレスミーティング,2014

・松村将司:頚椎症で通院中、自宅にてめまいが出現しEpley法による治療が著効した症例.
一般社団法日本運動器徒手理学療法学会 第1回学術集会,2013

・松村将司、宇佐英幸、小川大輔、他:健常成人における骨盤と下肢アライメントの年代比較と性差の分析.第48回日本理学療法学術大会,2013

・松村将司、竹井仁、市川和奈、他:立位における骨盤・下肢のアライメントに影響を与える要因の分析
‐関節可動域・筋力を対象として‐.
第30回関東甲信越ブロック理学療法士学会,2011

・松村将司、栗原靖、羽柴弘陽、他:アイスパックによるアイシング時間の違いが大腿四頭筋の筋持久力に
及ぼす影響.第41回日本理学療法学術大会,2006

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