〜整形・内部疾患に対する内臓ストレッチの考え方と実践〜
動きやすい服装、ヨガマット
内臓ストレッチとは内臓・またはそれを取り巻く『膜』や内臓に反応を出すことができるとされている経絡に対して直接・または間接的に伸張刺激・鍼灸刺激などを加え、生体反応を引き出すものである。
これはセラピストのものでもあるが、クライアント自身の自己管理方法でもある。
内臓治療はセラピストにとって後回しにされやすいことであるが、生物が生きて行く上で最も重要な機能は植物機能である。それに対してセラピストは知識・技術を入れるべきである。
内臓治療は内科疾患に対して行うためだけではなく、整形疾患にも十分反応を出すことがでいる。
例えば肝臓を右葉左葉に分けている『膜』は横隔膜との繋がりが大きく、その膜に対してアプローチをすることにより横隔膜が機能しやすくなる。それにより腹圧のコントロールを行いやすくなり腰痛に対してアプローチを行うことができる。
内臓は膜を介して骨格筋との繋がりが大きいため、整形外科疾患に対してのアプローチとして有効である。 それらを当日は受講生の皆さんに伝え、実践ができるようになればと考えている。
10時~11時;自己紹介、内臓を触診する上で必要な知識
11時~12;肝臓、胃、小腸、大腸の触診
12時~13時;ランチタイム
13時~15時;腎臓・膀胱・子宮・膵臓の触診、経絡・経穴の紹介
15時~16時;腰痛と内臓ストレッチ、下肢の浮腫と内臓ストレッチ、筋膜アプローチと内臓ストレッチ、
質疑応答
2001年藤田保健衛生大学リハビリテーション専門学校理学療法科卒業
同年みどりクリニック就職
2004年トライデント医療技術専門学校鍼灸科入学
2005年みどりクリニック退職
同年豊橋整形外科 向山クリニック就職
2007年トライデント医療技術専門学校卒業
2009年豊橋整形外科 向山クリニック退職
同年チーム神谷鍼灸院開院
2011年いちゃりば鍼灸治療院開院
2013年株式会社Performance Reha設立
資格
理学療法士、鍼灸師、アスレティックトレーナー、内臓ストレッチマスターインストラクター