姿勢から考える臨床展開〜足部との協調関係から紐解く〜
対象者の示す姿勢から、私たちセラピストは多くの情報を得ることができます。
『どの方向に動きやすいのか?』
『骨盤と足部の関係はどうなっているのか?』
『筋バランスはどうなっているのか?』
これらの情報は姿勢を診ることができれば事前に推測することができ、治療アプローチにも応用することができます。
今回のセミナーでは、姿勢からそのような情報を得られるように、足部から上行性に姿勢を診るという方法を実技を通してお伝えします。
足部と姿勢の協調関係を理解することができると、臨床の引き出しが増えますよ!!
この機会に成長しましょう☆★
<到達目標>
・足部と骨盤アライメントの関係性を理解する。
・姿勢から下肢筋バランスを推測することができる。
・姿勢評価から治療アプローチに繋げることができる。
柳田先生からのセミナーへのコメント
姿勢と足部の評価から、対象者がどのように姿勢をコントロールしているかパターンを推測しています。
このパターンを推測することができれば、対象者がどのように筋肉を使っているかといった筋バランスを評価することができます。
筋バランスの固定化はパターンの固定化にもつながり、動作のバリエーションを制限する要因となるため、筋のリリースや促通など適切なアプローチを行う必要があります。
そこで私は、対象者がどのように姿勢をコントロールしているかパターンを把握した上で、足部と股関節から主に筋に対する治療アプローチしていきます。
足部からのアプローチは頭部に向かって運動連鎖を波及させやすい身体に整え(上行性)、股関節からのアプローチは足部に向かって荷重が適正に伝わるよう整えていきます(下行性)。
このように、上行性と下行性のアプローチを適切に行うことで対象者の姿勢コントロールのパターンは変化し、自由度のある動きを可能にします。
この考え方やアプローチは疾患問わず応用でき、その他の手技やコンセプトとの相性も良いので、臨床の引き出しを増やすヒントになると思います。
お申し込みいただきますと、内容確認と事前学習用の特典動画のURLが送られます。 そちらをご活用して頂くと当日の理解がさらに深まります。
柳田 恵佑先生
理学療法士 (Total Approach研究会)
一般病院で臨床経験を積んだ後、現在のBody Pioneer株式会社に入社。リハビリ特化型デイサービスで臨床に携わる傍ら、Total Approach研究会(TAP研究会)の学術責任者としても活動している。
『姿勢分析からの臨床展開』を得意としており外部の勉強会にも講師として招かれることが多く、丁寧で分かりやすい指導には定評がある。
【経歴】
平成20年:埼玉医科大学短期大学 理学療法学科卒業、理学療法士免許取得
同年 :医療法人 尚寿会 大生病院 入職
平成23年:医療法人財団 健貢会 総合東京病院 入職
平成25年:Body Pioneer株式会社入社
【活動】
NPO法人 メディカル・リハビリテーション 運営スタッフ
リアル臨床2016 大会長
【実績】
リアル臨床2015 第2位入賞
リアル臨床2016 第1位受賞(最優秀賞)
【セミナーテーマ、サブタイトル等】
姿勢から考える臨床展開〜足部との協調関係から紐解く〜
お申し込みいただきますと、内容確認と事前学習用の特典動画のURLが送られます。 そちらをご活用して頂くと当日の理解がさらに深まります。
<AM>
10時〜13時
姿勢、足部評価(実技)
臨床推論
13時〜14時
昼休み
14時〜16時
下肢筋バランスの評価(実技)
治療アプローチ(実技)
持物について
ハサミ、動きやすい服装
匿名希望 鍼灸師 10年目以上
まず大変若い先生で熱意をビシビシ感じさせていただきました。
足部から診ていくことを臨床で応用したかったので勉強になりました。
匿名希望
配布資料が書き込み式でわかりやすく、実技にも楽しく参加できました。ありがとうございました!
匿名希望
足部から骨盤へのアプローチ、またその逆の考え方や実技を中心として先生にすぐ聞ける講義だったので翌日から実践出来ました。