片麻痺の治療介入動画あり!
身体失認・左半側空間無視(右被殻出血)など
高次脳機能障害の特徴的パターンやアプローチ方法
高次脳機能障害は、脳血管障害のリハビリテーションにおいてかなりの頻度で遭遇する障害でどのようにアプローチしていけばよいのか難渋されてるセラピストは多いのではないでしょうか?
また、患者様の高次脳機能の症状を把握することができずリハビリ時や日常生活での行動の理解に苦しんでいる新人のセラピストも多く見受けられます。
例えば、高次脳機能障害の評価において立方体の模写や線分抹消テストなど構成障害や左半側無視といった異常が反応や結果として判別できたとして、
「患者様にとってこの結果がどの様に日常生活に影響しているのだろう?」
「患者様自身の物の見え方はどんな風に見えているのだろうか?」
など患者様の気持ちになって考えることはなかなか簡単ではありません。
しかし、この最も一般的な評価項目から空間認知機能の本質を捉えることは治療を組み立てる上でとても大切な事です。
また、セラピストとして機能訓練を行う上で患者様の動きの指標となる基本動作があるかと思います。
当たり前のように繰り返し練習しているこの動作自体が、実は高次脳機能障害の治療として有効であることをご存じでしょうか?
このような観点から基本動作を見直すと今までと基本動作の捉え方がまるで変わってきます。
一つ一つの動作にどんな意味があるのか?
そしてどのような効果があるのか?
今回のセミナーでは、脳生理学に基づいた高次脳機能障害に対する新しい治療技術NeuroActiveTreatment(NAT)の基礎を学びつつ、高次脳機能障害の『捉え方』『質』『対応』なども学ぶことができます。
高次脳機能障害がもっと知りたくなる!
明日から試したくなる目から鱗の6時間です。
このセミナーを受ければもうあなたも高次脳機能障害は怖くありません!
実際に中鶴先生が担当しました症例について、ご提示させていただきます。食事動作についてですが、注意障害もあり口から食物が出たままで食事をするような方でした。介入当初と比べ、介入後の様子をご覧いただければと思います。
(プライバシーためモザイクをかけておりますが、食事動作のタイミング方法などはわかるかと思います。)
作業療法士 中鶴真人先生
鹿児島生まれ 。
鹿児島県内の高校を卒業後、自分探しの旅を2年行い。 偶然、作業療法学科に入学させられる。 無事、3年で卒業した後は 神経内科にて4年勤務、鹿児島市内で2番目の回復期の立ち上げ専任となる。その間、ALS等の神経難病の治療に携わり、主として脳血管障害を中心としてリハビリテーションに従事。その後、
理学療法士のみの職場で超急性期~慢性期、関連の老人保健施設で通所や訪問、入所などのリハビリテーションに従事した。
その後精神科での治療を5年経験。自身の治療理論の共通性や再現性などを確信した。
コアコンディショニング協会とはStretchPoleを治療に転用した経験からそのセルフコンディショニングという考えに共感。
以降協会のマスタートレーナー(A級講師)として中核的存在として活動を共にしている。
平成24年に脳科学に基づいて環境適応能力を引き出すアダプテーショントレーニングを開発。キッズからシニア、アスリートまで人の機能の根幹にアプローチするトレーニングとして、メジャーリーグでのトレーナー経験を持つトップトレーナーの友岡和彦氏も注目し指導にアダプテーショントレーニングを活用し効果を上げている。
自身も、平成27年に精神科を退職し、㈱THEMで健康増進部長として医療を越えた活動を目指して鋭意活動している。
現在、元ボクシング世界チャンピオンの飯田覚士氏のヴィジョントレーニングの日本視覚能力トレーニング協会などとコラボレートするなど、既存の常識を覆す指導方法を売りに活動している。
中鶴先生のFacebookページ内の症例動画をご紹介いたします。
脳幹出血 発症後 1年10ヶ月の症例
基本動作全介助からのスタートに始まり 6回目で起き上がりから床移動が介助無しで可能になりました!
https://www.facebook.com/makoto.nakaturu/videos/1011369495609996/
介入10回目で立位・歩行に挑戦!!
受付開始9:30〜
【タイムテーブル】
午前:施術基本概念の説明・実技
午前の実技は、基本ハンドリング中心
午後:実技・症例検討
午後の実技は、よりフォーカスを絞ったアプローチ
匿名希望 理学療法士 4年目
高次脳機能障害の方に対して、どこから手をつけてよいか混乱することがありました。ADLをしっかり見ること、認知機能と遂行機能という大きなところから障害を考えていくことを学ぶことができました。実技もあり、臨床にも生かせる内容でした。
匿名希望 作業療法士 7年目
春に行われたセミナーで消化しきれなかったところや、床上動作の実技の習得ができて、とても嬉しく思っています。翌日から教えていただいたことを患者様に実行させてもらっています。また、中鶴先生の臨床に対する熱い取り組みに感動し、大変刺激をうけました。
山本浩様 言語聴覚士 4年目
最も勉強できていない高次脳機能障害の分野について勉強できたので、とても意義がありました。決して対症療法ではないリハビリがあることに気付けました。