股関節を中心とした荷重に対する評価・実技
持ち物:動きやすい服装、ヨガマットまたはバスタオル
今回のセミナーテーマは荷重です。
臨床において、
「患側になかなか荷重がのらないですね」
「麻痺側にもっと荷重をかけましょう」
そんな言葉をよく耳にします。
それだけ「荷重」というキーワードは治療を進めていく上で当たり前のように使われておりとても大切な要素であると思います。
では、「荷重ってなんですか?」と聞かれてみなさんは何と答えますか?
新人だった頃には体重をかければ荷重がかかる。
荷重=体重でした。
現在は様々な勉強を通じて荷重の意味を理解できるようになり、臨床で活かせるようになってきたと感じています。
さて、
次にはどうやって患者さんに荷重することを伝えていきますか?
・・・・。
頭で理解したことを患者さんに伝えていくにはもう一つハードルを越えなければいけないと思います。
頭で解釈 → 自分で体感 → 相手に伝えられる
これは人に伝えるときの鉄則だと考えています。
今回のセミナーの目標は、
◆臨床的な荷重の解釈を言葉ではなく「体感」してもらい、患者さんに伝えられるようにすること
◆体感した荷重を「実技」で身に着けること
この二つを目標にしています。
より実践的、そして臨床的な考えを体感してもらい、実技を通して相手に伝えられる荷重を学んでいただきたいと思っております。
午前
:10時~12時
講義:股関節周囲の機能解剖
実技:筋緊張やアライメントを考えたタッチの仕方
昼休憩:12時~13時
午後:13時~16時
講義:荷重戦略について 実技:臥位・座位・立位での荷重の評価
※講義と実技を交互に入れて対応します。