肩関節の実践セミナーです。
手技を中心に疾患別にどのようなアプローチをするかをお伝え致します。
キャンセルがあり、若干名募集可能です。
肩関節・頸部のアプローチ ~実技編~
内容:全て実技のみで行なう予定です。
講義形式ほぼありませんので、どうぞしっかりと技術を身につけて頂ければと思います。
◯頸部から肩関節に対しての過緊張
頸部の動きを自分自身でコントロールすることは、体幹とのバランスを整える事が可能です。頸部は触診の際は怖さもあるか思うが、場所がしっかりとわかると行ないやすい。筋の走行から頸椎の動きも確認して過緊張を調整し、回旋動作を向上する動きを獲得する方法をお伝えする。
◯結滞動作においてのアプローチ
結滞動作においては棘上筋での動きにくさのため、痛みが発生する事が多い。また肩甲骨での動かし難さもふまえ、肩甲骨の胸郭での滑り難さも原因のひとつとなる。結滞動作においてのアプローチ方法をお伝えする。その際に問題となってくる痛みの鑑別や、前腕に発生する痺れの機序についても説明しアプローチ方法をお伝えする。
◯IST muscle へのアプローチ
ISTに関しては肩甲骨をしっかりと調整する事に、肩甲帯のスムーズな動きが獲得できる。そのためには、インナーマッスルだけでは不十分であるため、肩甲骨周囲の筋をどのように調整するかをお伝えする。
筋の調整の場所としては、前鋸筋・僧帽筋中部と下部の調整の実技を行なう。
またその準備として肩甲胸郭関節の動きを獲得できるように、関節調整の方法も伝える。
◯後方関節包と小円筋のアプローチ
肩関節の可動域向上をするためには、後方関節包のゆとりを作る事が大事となる。その方法をお伝えしながら、小円筋との関連性を伝える。骨頭がバランスよく動きやすい環境とはどの状況なのか?骨頭の動きを意識しながらの調整方法を伝える。
◯小胸筋の呼吸・姿勢との関係
小胸筋は呼吸・姿勢に大きく関係する。姿勢不良の原因が小胸筋の硬さもある。そのため位置を確認して、調整方法を伝え、呼吸しやすく姿勢のコントロールも行なっていく。
◯後方腱板に対しての効果的なアプローチ(肩甲下筋も含む)
腱板に関して動かしやすい手の使い方、肩の位置をお伝えする。その中でバランスよく動きや収縮を確認して効果的な使い方・技術をお話しする。