こんな方におすすめです
・舌の訓練を続けても、効果が実感できないことがある
・ベッドサイドのポジショニングを、なんとなくで決めている
・車椅子・端座位のセッティングに自信がない
・「頸部が硬い」の、その先を言葉にできるようになりたい
・PT・OTに相談したいが、何をどう聞けばいいか分からない
・解剖も神経生理も自信がない(← むしろ歓迎です)
動きやすい格好にて来てください


「口が開けっぱなしで、舌が奥に落ちてしまう。口も閉じない。どうしたらいいですか?」
「ベッドサイドのポジショニング、なんとなくで決めてしまっている……」
「頸部が硬い、顔まわりがガチガチ。その先を、うまく言葉にできない」
臨床でこの相談を受けたとき、多くのSTがまず考えるのは——
けれど、それで思うように変わらなかった経験はないでしょうか。
そんなとき、隣でPTやOTが患者さんを起こし、少し姿勢を整えたあとに口の動きが変わっていた。そんな場面に出会ったことがあるかもしれません。
「今、何をしたんですか?」
このセミナーは、その場面のためにあります。
支持基底面。重心の位置。重力との関係が変わったときの神経系の反応。体性感覚。運動学習の原理。
姿勢を読むために必要なこれらの視点は、STの養成課程でも現職者研修でも、扱われる機会がほとんどありません。
そのため姿勢を学ぼうとしても、たどり着くのは嚥下食のパンフレットに載っているような一般論——
——になりがちです。
このセミナーでお伝えするのは、その人に合った個別のポジショニングとシーティングです。
胸椎が伸びない。胸郭が動かない。
その結果、舌骨上部の自由度が失われ、喉頭が挙上しづらくなる。顎関節にロックがかかり、開口もスムーズさを失う。
気になっているところ「以外」に、原因がある。
この関係性が見えると、「舌が動かないから舌の訓練」以外の選択肢を持てるようになります。
このセミナーが、そのきっかけになれば幸いです。
1. 要因を分解する視点 「舌が動かない」を、舌だけで完結させずに読み解く思考法
2. 姿勢を読む3つの視点 頸部の硬さの背景を、骨盤・胸郭・脊柱から遡る
3. 臥位ポジショニングの実際 急性期・重度嚥下障害のベッドサイドで、過緊張を抜く設定
4. 座位・車椅子のセッティング 一般論ではなく、その人に合わせた個別の調整
いずれも実際に体験しながら、ご自身の技術になるよう進めてまいります。
| パート | 内容 |
|---|---|
| 導入ワーク | 何も加えずにカラダが変わる、を体験する |
| 考え方 | 「舌が動かない」の要因を分解する |
| 土台になる話 | 支持基底面・重心・体性感覚・抑制と促通(体験しながら) |
| 姿勢を読む | 頸部の硬さの背景を、胸郭・胸椎・脊柱から遡る |
| 実技① | 臥位でのポジショニング |
| 実技② | 座位・車椅子のセッティング |
| まとめ | — |