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ASRINセミナー 頭頸部・上肢に対する評価とアプローチ −リスク管理・機能解剖・運動連鎖−

日 時
2018年02月18日 10:00〜16:00(受付開始 9:30~)
講 師
理学療法士 上田 泰久先生
会 場
さかえビル6階会議室A室
住 所
名古屋市中村区竹橋町5-5
参加費
8000円 (ペア割15000円)
定 員
30名

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講師紹介

 

理学療法士 上田 泰久先生

 

【略歴】
2000年4月 横浜新緑総合病院 リハビリテーション科 
2007年4月 文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科
【資格】
2007年3月 修士号(保健医療学)取得
2010年4月 専門理学療法士(運動器)取得
【主な著書・論文】
・エキスパート理学療法 ,ヒューマン・プレス,p120−128,2016
・頸椎の機能解剖と臨床応用(DVD全1巻),ジャパンライム,2016
・理学療法MOOK17 理学療法技術の再検証,三輪書店,p84-94,2015
・頭痛・頸椎症性神経根症に対する理学療法,PTジャーナル49(5):403-410,2015
・大後頭神経の肉眼解剖,The Journal of Clinical Physical Therapy,16:39-41,2014
・姿勢の非対称性が頚椎の回旋に及ぼす影響,理学療法科学 27(1),37-40,2012
・外来整形外科のための退行変性疾患の理学療法,医歯薬出版,p91-105,2010

 

セミナー概要


 近年,スマートフォンやインターネットの普及に伴い,頭頸部・上肢の症状を有する方々が増加しています。

症例の多くは,「疼痛(頭痛・頸部痛・上肢痛など)・可動域制限・感覚障害・筋力低下」の症状で来院することが多く,セラピストには適切な評価とアプローチで症状を改善させることが求められています。


 今回のセミナーでは,経験年数の浅い先生方・苦手意識を持つ先生方が安心して症例を担当することができるよう頭頸部・上肢を触診する際の「リスク管理」の視点も取り入れ,「機能解剖」・「運動連鎖」の視点から展開する評価とアプローチについて講義・実技を行ないます。

明日から使える知識と技術を意識して,より実践的な内容を先生方が習得できるよう最新情報を取り入れて提供したいと思います。

 

内容

・頸部周辺の触診方法を3層に分けて触り分ける。
・頸部のアプローチにて「安全領域」「危険領域」判断
・頸部でのアプローチの際でのリスク管理の考え方
・後頸部の触り方
・頸部動脈への血液共有は
・反射性失神のメカニズム
・大後頭神経が絞扼される部位とは?
・座位姿勢と頚椎の病態の運動の理解
・上位頚椎の荷重伝達の再構築

 

 セミナーの到達目標は以下の3点です。

■到達目標
1.頭頸部・上肢の適切な触診とリスク管理ができる
2.頭頸部・上肢の機能解剖について理解して臨床応用できる
3.頸椎の病態運動について理解し,運動連鎖の視点からアプローチできる

 

 

タイムスケジュール


10:00~12:00 頭頸部・上肢の体表解剖とリスク管理
13:00~15:00 機能解剖から紐解く評価とアプローチ
15:00~16:00 運動連鎖から紐解く評価とアプローチ

 

前回参加者の感想

 

○2年目 理学療法士

盛りだくさんの内容でとても勉強になりました。頚椎のセミナーということで、頚椎に関する解剖学や関節運動学など機能解剖に関する基礎知識が学べ、更に骨盤や体幹部なども含めた運動連鎖から、局所のみならず全体を捉えるという視点を学ぶことが出来て非常に勉強になりました。

これまで、ASRINセミナーだけでなく幾つかの勉強会に参加しましたが、勉強会で話を聞いているときは「なるほど!!」と思っていたことでも、勉強会が終わって、資料を見て復習する際に、治療などの実技に関して「これは何のためにやるんだろう?」「これをやると何故改善が見られるのだろう?」など、目的や理屈がイマイチわからなくなることが多々ありました。

しかし、今回頂いた資料には目的なども書かれており、何に対しての治療・実技なのかが分かりやすく纏められていたので、復習もしやすかったです。

内容が多かったため、勉強会の最後のほうはかなり駆け足になってしまった印象がありました。触診がうまく出来ずにアレコレ考えているうちに時間が過ぎてしまい、情報の処理が自分の頭では追い付かなくなってしまったので、復習用動画で勉強したいと思いました。

 

 

○7年目 柔道整復師 

被験者を体験させていただけた事により、姿勢による変化や介入後の変化を感じる事ができ大変勉強になりました。先生のお話は>号室の勉強会で一度聞かせていただき、質量中心から脊柱のカップリングモーションでの動きを考えていましたが、今回の勉強により骨盤前後傾からの、上部大幹と下部体幹のアライメントの考え方など詳しく姿勢評価に繋げることができました。
今回の勉強会では、概念がはっきりしていない運動連鎖についての話はできなかったと思いますが、先生が考える運動連鎖の解釈、臨床での考え方等の話を聞いてみたかったです。また、書籍にそった内容での勉強会があれば是非お話を聞かせていただきたいです。
また、東京、大阪での先生のセミナーが行われる際は、参加させていただきます。よろしくお願いします。

 

 

 ○8年目 理学療法士

大変内容の充実した講習会をありがとうございました! 解剖から実技まで幅広く、学習でき、とても有意義でした。 特に、頚椎疾患をお持ちの方の姿勢の特徴が、興味深かったです。 下部体幹と上位頚椎が同方向に回旋しているという特徴、自分で体感できたのが良かったです。また、こう状突起の変性をイメージできない・・という幼稚な質問に対しても、丁寧にお答えくださり、さらにこっそり模型を持ってきてくださったお気遣いに、感謝いたします。ありがとうございました。 今月中旬に伝達講習を職場でするので、動画を見せていただきながら、復習します。 また、今年もASRIN講習会参加します。

 

 

 ○1年目 理学療法士

頸椎の解剖についてや実技をとてもわかりやすく教えていただきました。

資料もとても見やすかったです。 質問内容についてもこちらが納得、理解できるまで丁寧に教えていただき、とても満足しています。

 

 

 

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